トピックス2020.10.24
トピックス:「グローバル・サイダー・コネクトin 南信州」が始まります
海外と長野県南信州のシードル醸造所が国境を越えてコラボレーション!「グローバル・サイダー・コネクトin 南信州」いよいよキックオフ!
海外5 ヶ国のシードル醸造所と、長野県南信州のシードル醸造所がつながり、将来のコラボレーションシードルの醸造を目指す新たなプロジェクトが始動します。そのキックオフミーティングが、10 月23 日(金)16 時より飯田市エス・バードで開催されました。
このプロジェクトでは、南信州エリアの5醸造所と、世界トップクラスの5 ヶ国の醸造所がつながり、醸造家同士がオンラインで交流、将来のコラボレーション醸造を目指します。国内でも珍しいシードル醸造所の集積地・南信州エリアだからこそなし得る、世界でも類を見ない取組みです。昨日のキックオフミーティングを皮切りに、醸造家同士のオンラインでの個別ミーティングを経て、2021年2月には成果報告会を予定しています。
マッチング先
ウィリースミス・サイダーメーカーズ (オーストラリア) × VINVIE ヴァンヴィ (松川町)
エーブロホー (デンマーク) × マルカメ醸造所 (松川町)
ブレークス・ハードサイダー (アメリカ) × ファーム アンド サイダリー カネシゲ (下條村)
サピアイン (スペイン) × 喜久水酒造 (飯田市)
アルデ・シードル (ノルウェー) × カモシカシードル醸造所 (伊那市)
このプロジェクトは、NPO国際りんご・シードル振興会(飯田市)と、シードル専門のバイリンガルマガジンで国際的に知られるinCiderJapan 合同会社(東京都)が共同で企画し、南信州エリアの多様な醸造所に対して、最適な海外醸造所を世界中から選りすぐり、マッチングしました。inCiderJapan は、今後予定されている個別ミーティングのファシリテータとしても、醸造所同士のコミュニケーションをサポートします。
当初は11 月に世界5ヵ国から海外醸造家が来日し、彼らをモニターとするFAM トリップと、2020年産リンゴを使ったコラボレーション醸造を行う計画でしたが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が発生。しかし、この苦境にあって醸造家の意欲は強く、お互いにあきらめることはありませんでした。当初の計画を、オンラインで交流する「シーズン1」と、リアルのコラボレーション醸造をする「シーズン2」とに分け、2020 年は「シーズン1」を実行します。
詳しくは、「グローバル サイダー コネクト in 南信州」の公式Facebookページをご覧ください。